夏の肌トラブル対策:紫外線とエアコンの影響から肌を守る

夏に外回りをする女性の紫外線対策イメージ

夏は、強い紫外線とエアコン乾燥というダブルパンチが肌にダメージを与える季節です。この記事では、日常生活で取り入れやすい紫外線対策とエアコンとの上手な付き合い方をわかりやすく解説します。毎日の心がけで夏の肌トラブルを防ぎましょう。

夏の紫外線対策:日やけ止めの選び方と使い方

日やけ止めのタイプと塗り方のポイント

日焼け止めを腕に塗る様子|塗り方のポイント・スキンケアイメージ

紫外線から肌を守り、日やけによるシミ・そばかすを防ぐため、まずは日やけ止めを味方につけましょう。タイプによって使い心地やおすすめのシーンもさまざまです。あなたにぴったりの1本を見つけてくださいね。

ミルクタイプ

乳液感覚で広がり
ムラなく塗れる。
軽やかで毎日使いにちょうどいい

クリームタイプ

しっとりテクスチャーで
肌にフィット。
乾燥が気になる時におすすめ

ジェルタイプ

みずみすしく伸びて
さっぱりした使い心地。
暑い日にもぴったり

ローションタイプ
(シャカシャカタイプ)

化粧水のように肌になじんで
サラッと仕上げ。
からだにも塗り広げやすい

 

●塗り方のコツ

 顔:
 額・鼻・両頬・あごの5点置きをしてから、顔の外側へ向かって広げながら塗りましょう。その後、同じ要領でもう1〜2回重ね塗りすると、必要な量を無理なく塗れます。
 💡紫外線が当たりやすい額・頬・鼻筋は、特に丁寧に重ねましょう。頬は高い部分を中心に、フェイスラインまで広げて。

 

 首: 
数ヵ所に分けて置いてから、下から上へ向かって塗りましょう。塗り残しがちな耳たぶ、耳の後ろ、えりあしも一緒に。

 

 からだ:
 腕や脚、手の甲などには、容器から直接、縦に線状に出してから、円を描くように広げていきます。側面や裏側など、見落としやすい部分にもまんべんなく。

 

最近は、塗り直しやすく、携帯にも便利なタイプが増えてきました。シーンに応じて使い分けるとさらに効果的です。

スプレータイプ

背中、脚や腕の裏側など
手が届きにくい部位にシューッ。
外出先での塗り直しにも便利

(顔・髪への使用は商品の説明書きに従いましょう)

スティックタイプ

手を汚さずに、メイクの上からも
直塗りできるお手軽さ。
小回りが利いて持ち歩きに便利

パウダータイプ

メイク感覚でさらさら仕上がり
化粧直しにも。
他の日やけ止めとの併用がおすすめ

 

タイプだけじゃない、自分にぴったりの日やけ止めを見つけるヒント

麦わら帽子と日焼け止め|夏の紫外線対策・UVケアイメージ

タイプが決まれば、次は使用シーンに合わせた紫外線防御力(SPF・PA)をチェックしましょう。海やプールなど水場では、UV耐水性(ウォータープルーフ)の★マーク表示があるかも確認を。

また、日やけ止めには、下地効果・汗への強さ・落としやすさなど、製品ごとの特長もさまざまです。「自分にとって使いやすい1本」を見つけましょう。

日やけ止めは、「十分な量をムラなく塗る」ことがポイントです。たっぷり目を意識して。数回に分けて重ねるようにすると、無理なくしっかり塗れますよ。

顔・からだ別|日やけ止めの塗り直しガイド

「2~3時間おきに塗り直しましょう」——このような一文を見かけたことはありませんか?これは、日やけ止めの効果を保つうえで非常に重要なポイントです。特に汗をかいたり、タオルでふいたり、水に濡れた後は、必ず塗り直しましょう。

●顔:メイクの上からでもOK!
メイクをしていると、「どうやって塗り直せばいいの?」と戸惑いますよね。以下のステップで、メイクの上からでも簡単に塗り直せます。
 
①汗や皮脂をオフ:ティッシュで軽く押さえて、肌表面の汗や皮脂をやさしく取り除きます。

②保湿する:保湿アイテムで肌を整えます。ファンデーションが崩れている部分は、そこだけ落としてしまいましょう。

③日やけ止めを重ねる:肌をこすらないようにやさしく伸ばしましょう。クリームタイプは指でトントンと重ねると、メイクを崩さず塗りやすいです。

④仕上げ:ファンデーションやパウダーで整えます。

💡最初は手間に感じても、習慣になればきっとラクに。外出先では、メイクの上から使いやすいタイプを活用すると便利です。
💡メイクの上からの重ね塗りでも日やけ止め効果を補うことは可能ですが、汗を大量にかいたり泳いだりした場合は、落ちている量が多いため、改めて塗り直すのがおすすめです。

●ボディ:特にビーチや屋外では
①砂や汗、水分をしっかり落とす:肌についた砂は払い落とすか水で流し、水気をタオルでやさしく抑えるようにふき取ります。
※砂が残ったまま日やけ止めを塗ると、粒子が肌をこすり、肌にトラブルや刺激の原因となることがあります。

②日やけ止めを塗り直す:再塗布でもできるだけ最初と同じくらいの量をムラなく塗り広げましょう。首の後ろ、耳の裏、肩、背中、手足の甲なども忘れずに。手が届きにくい部位にはスプレータイプが便利です。

③こまめな塗り直しを心がける:水に入っていなくても、衣服やタオルに擦れて日やけ止めが落ちることも。こまめな塗り直しを心がけましょう。

エアコンによる乾燥の原因と対策

エアコンによる冷えや乾燥に悩む女性|夏のスキンケア対策イメージ

朝メイクしたときはバッチリだったのに…オフィスやカフェ、ショッピングセンターでしばらく過ごしていたら、「なんだか肌がつっぱってる?」——そんな経験、ありませんか?肌表面の角層が水分不足になると、保湿機能やバリア機能が低下しやすくなり、肌トラブルの原因にも。

夏にエアコンを使うとなぜ肌が乾燥する?

エアコンは空気中の水分を除去するため、長時間いると肌のうるおいも奪われ乾燥しやすくなります。それが俗に言う「エアコンによる乾燥肌」です。日本の夏は、外はジメジメ・中はひんやり。汗をかいた状態で冷房が効いた屋内に入ると、汗と一緒に肌の水分も蒸発してしまいます。さらに、エアコンの風を直接浴びると、肌の水分が蒸発しやすくなります。

オフィス・外出・在宅…シーン別の夏の乾燥肌対策

温湿度計と観葉植物|快適な室内環境と肌の乾燥対策

💼 オフィス

  • ストールやカーディガンで寒さ・乾燥対策を。
  • 外出から戻った際は、汗を軽くふき取ってからエアコンの効いた屋内へ。
  • 保湿ミストなど、うるおい補給アイテムを常備すると便利です。

🚶外出中や移動中

  • 通気性の良い服やストールで体温調節。
  • 冷房の風が直接当たらない場所や、冷房の弱い車両を選んで。
  • 紫外線対策も忘れないようにしましょう。

🏠 在宅

  • 効率よく部屋全体に冷気を広げるためエアコンの風は上向きに。
  • 室温は28度を目安(エアコンの設定温度ではありません)
  • 温湿度計を利用して快適な環境を維持しましょう。

夏のスキンケアは保湿がカギ|インナードライ・毛穴対策にも

汗や皮脂で肌がテカっていても、肌は「インナードライ」状態になりやすいのが夏。暑さで皮脂分泌が活発になるので毛穴も気になります。

ブランミネラーレは、天然クレイのベントナイト(洗浄成分、整肌成分) 配合のスキンケアシリーズです。洗顔で毛穴の汚れもさっぱり落とし、ジェルやクリームで保湿する――洗ってうるおすだけの簡単2ステップなので、暑い日も続けやすいのが特長です。日中は日やけ止めも忘れずに。

まとめ

砂浜を歩く白いワンピースの女性|紫外線と乾燥から肌を守る

 

夏の肌は、紫外線とエアコン乾燥のダブルパンチを受けやすい季節。でも、毎日のちょっとした心がけで、肌をしっかり守ることができます。

  • 紫外線対策には、自分に合った日やけ止めを。使いやすいタイプを選び、SPF・PAなどの表示もチェックして。十分な量をムラなく塗ることが、日やけによるシミ・そばかすの予防につながります。
  • 塗り直しも大切。メイクの上からでも使いやすいタイプを活用すれば、外出先でも心強い味方に。
  • 乾燥対策は、室内環境の工夫と冷え対策、そして朝晩のスキンケアをセットで。洗顔と保湿をきちんと続けることで、毛穴づまりやインナードライの予防にもつながります。

少しの工夫と実践で、肌をすこやかに、快適な夏を過ごしましょう!