化粧ノリを良くする基本のスキンケアとベースメイクのポイント
「ファンデーションが浮く」「粉っぽい」「毛穴や小じわが目立つ」など、メイクの仕上がりがイマイチなこと、ありませんか?化粧ノリが悪いと感じたらスキンケアとベースメイクの基本を見直してみましょう。メイクが決まると嬉しいですよね!今回は、化粧ノリをよくするポイントをご紹介します。
そもそも「化粧ノリ」とは?
「化粧ノリ」とは、メイクが肌にどれだけなじみ、均一で自然な仕上がりになるか、ということです。化粧ノリが良いと仕上がりが美しく、メイクの持ちも良くなりますが、化粧ノリが悪いと、 ファンデーションがムラになったり、粉浮きしたり、すぐ崩れたりなどのトラブルが起きやすくなります。
これら化粧ノリのトラブルの原因はさまざま。例えば、以下のようなことが原因として考えられます。
- 肌の乾燥
- 過剰な皮脂
- 古い角質や汚れの蓄積
- ファンデーションや下地の選び方が合っていない
- 生活リズムの乱れ
化粧ノリの土台はスキンケア!今すぐ実践したい5つのケア
メイクが決まらないとき、その原因はもしかすると肌の状態にあるかもしれません。たとえば、毛穴の詰まりやごわつきが原因で肌に凸凹ができるせいで、ファンデーションを塗るとその凸凹が逆に目立ってしまうことも。さらに、乾燥した肌ではキメが乱れ、ファンデーションがムラになったり、カサついた仕上がりになることもあります。こんな化粧ノリのトラブルを防ぐためには、スキンケアで肌をなめらかに整えるのがポイント! しっかり整えた肌は、下地やファンデーションがスルッと塗れて、密着感もアップし、化粧ノリがぐっと良くなりますよ。さっそく、今日から実践できる5つのケアを意識して、化粧ノリの良い肌づくりを目指しましょう!
1.洗顔で肌を整える
スキンケアの基本となる洗顔。汚れだけでなく、余分な皮脂や古い角質を落とし、肌をなめらかに整えましょう。寒い季節にはつい熱めのお湯を使いたくなりますが、実はそれが肌を乾燥させてしまうことも。ぬるま湯で洗い流しましょう。
2.古い角質を落とす
肌がくすんだりゴワゴワする原因は、古い角質の蓄積かもしれません。朝晩の洗顔で不要な角質を取り除き、肌をつるんとさせましょう。ゴシゴシ擦らず、泡でやさしく洗うことがポイントです。洗顔アイテムは、肌に必要なうるおいは残しながら洗えるタイプがいいですね。
3.皮脂対策
化粧ノリを良くするためには、皮脂ケアも大切。特にTゾーンは皮脂分泌が活発です。過剰な皮脂が邪魔してメイクがノリにくかったり、せっかくきれいにメイクしたのにすぐ崩れてしまうことも。ベントナイトなどのクレイ成分が含まれた洗顔フォームは、毛穴の中の汚れや皮脂もしっかり吸着して、さっぱり洗い流すのでおすすめです。
4.保湿してうるおいを与える
肌の乾燥は化粧ノリの大敵。化粧水や水分豊富なジェルで水分を補給し、その後クリームで油分を与えてうるおいをキープ。肌の水分・油分のバランスを整えましょう。特に冬は肌が乾燥しやすいので、クリームの使い方に一工夫がおすすめです。乾燥が気になる部分には二度づけしたり、マッサージしながらなじませたりすることで、より肌がしっとりします。
5.紫外線対策
紫外線は肌を乾燥させる原因の一つ。冬は紫外線の強さが弱まるとはいえ、まったく降り注がないわけではありません。夏のように体感できない分、対策がおろそかにならないようご注意を。雪焼けを防ぐことはもちろん、日常生活でも適切なUVケアで紫外線から肌を守りましょう。UVカット効果のあるベースメイクアイテムを選ぶのもいいですね。
ベースメイクで化粧ノリを極める!
スキンケアで肌を整えたら、次はベースメイク。肌に合った下地やファンデーションを選ぶことが大切です。ベースメイクを整えると、アイシャドウやチークが美しく仕上がり、全体の印象がぐっと引き立ちますよ。
1.下地で肌をなめらかに整える
下地は、肌表面を均一になめらかに整え、ファンデーションの密着度を高めます。乾燥肌には保湿効果が高いしっとりタイプ、脂性肌には皮脂を抑えるマットタイプを試してみるのも良いでしょう。薄く均一に伸ばすことでムラを防ぎ、次のファンデーションのノリがよくなります。
2.ファンデーションで肌を美しく演出
パウダリータイプは、サラッとした仕上がりでTゾーンにも塗りやすく、皮脂によるべたつきや化粧崩れを抑えます。リキッドやクリームタイプは、肌に均一に広げやすく、しっかり密着し、しっとりとした仕上がりになります。
3.薄塗りでヨレや崩れを防ぐ
表情の動きが多い目元や口元、皮脂が多いTゾーンは、ファンデーションを薄く塗るのがコツ。厚塗りを避けることで、メイクがノリやすく、崩れにくく仕上がります。
4.季節や肌状態に合わせた選び方
季節や肌状態に合わせてアイテムを見直すことも大事です。例えば、夏にはきれいに仕上がっていたパウダリーファンデーション。それが冬になり、ある日ふと、それまでと同じファンデーションなのに、まるで粉を吹いたように見える…そんな経験はありませんか?このような場合は、冬はリキッドやクリームタイプのファンデーションに切り替えると化粧ノリが良くなるかもしれません。肌の状態や季節に合わせて選び、化粧ノリをさらにアップさせましょう。
5.メイクツールを清潔に保つ
スポンジやブラシといったメイクツールは、化粧ノリを左右する大切なアイテム。汚れたまま使い続けると、仕上がりが悪くなるだけでなく、肌に刺激を与えたり雑菌が繁殖したりするリスクもあります。メイクツールは清潔に保ち、スポンジやブラシの毛が硬くなるなどしてきたら交換を。新しいスポンジに変えるだけで、ファンデーションの仕上がりがぐっと良くなることもありますよ!
まとめ
いかがでしたか?化粧ノリを良くするには、スキンケアとメイクの基本を見直すことが大切なんですね。さらに、化粧ノリが悪いと感じたら、十分な睡眠やバランスの取れた食事、適度な水分補給ができているか、日々の生活リズムを振り返ってみましょう。ぜひ、これらのポイントを実践して、忙しい日々の中でも思い通りのメイクを楽しんでください!