洗顔の役割って?より効果的な洗顔方法のポイントを解説!
スキンケアの時間を大切にする人は多いと思いますが、洗顔は「どうせ洗い流すものだし…」と、素早く済ませてしまうことはありませんか?実は、洗い流すケアこそが肌の土台をつくる大切な役割を担っています。
今回は、洗顔の役割と「もこもこの泡でやさしく洗う」方法のポイントを解説します。
朝晩、両方洗顔すべき?洗顔の役割とは
洗顔の役割の一つは、汗や余分な皮脂、古い角質などを取り除くこと。特に冬は、冷えや運動量の低下によって血行が悪くなり、新陳代謝が滞りやすくなります。これにより肌のターンオーバーが乱れると、肌のコンディションにも影響する場合があります。
ターンオーバーがスムーズにいかないと、古い角質が肌に残りやすくなり、それが積み重なると肌の乾燥やくすみ、ニキビの原因になることも。日々の正しい洗顔で不要な汚れをきちんと落とすことはターンオーバーのサポートにもつながります。
また、洗顔後は次に使うスキンケア製品がなじみやすい肌に整っています。その後のスキンケアをスムーズにするための大切なステップなんですね!
吸着力に優れたベントナイトと、保湿成分を配合した洗顔料は、毛穴の汚れやメイク汚れを吸着しつつ、肌をしっとりと洗い上げてくれるのが特長です。肌のうるおいは奪わずに不要な汚れを落とすので、季節を問わず朝晩の洗顔に使用しやすいでしょう。
では、朝晩それぞれの洗顔の役割は何なのでしょうか。
朝の洗顔の役割
「朝は水でさっと洗顔するだけでいい?」「朝洗顔は逆に乾燥すると聞いたことがある!」という声もあります。しかし、朝起きたばかりの肌には、例えば寝具に付いていたホコリや汚れ、眠っているあいだに分泌された皮脂が酸化した状態で肌表面に付着していることがあります。
そのままの状態で肌を放置すると、ニキビや毛穴の黒ずみ、鼻の角栓詰まりの原因になることも。スキンケア製品の浸透を高めたり、化粧のりを良くするためにも、朝洗顔で肌の汚れをしっかりオフして肌をすっきり整えることが大切です。
夜の洗顔の役割
日中メイクをして過ごした日は、クレンジング(メイク落とし)を使ってメイクオフすることもありますよね。このクレンジングの主な役割は、落ちにくい油性の汚れを取り除くこと。しかし、細かな汚れや、日中肌に付着した花粉やほこりなどはクレンジングだけでは落としきれないこともあります。
例えば、花粉が多い季節や砂埃が舞う日など、日中に肌に付着した汚れが気になる場合には、クレンジング後に水性の汚れ落としを得意とする洗顔をプラスすると効果的です。その日の肌環境を振り返り、必要に応じてクレンジング後に洗顔を取り入れてみましょう。洗い過ぎに気をつけて、無理のないケアを心がけることが大切です。また、日常の軽いメイクなら落とせる洗顔料もあります。
ぜひ製品の説明書を参考にして、メイクや肌の状態に合わせたクレンジングや洗顔をしましょう!
正しい洗顔方法って?NGとOKを解説
ここで、洗顔のNG、OKポイントをお伝えしていきます。以下のポイントを意識して、お手入れしてみてくださいね。
やりがちなNG洗顔
1.洗顔料の泡立てが不十分
泡立てが不十分な状態で洗顔すると、肌に摩擦がかかり、負担となってしまうことがあります。たっぷりのもこもこ泡を作りましょう。
2.ゴシゴシ擦って洗っている
「摩擦は美肌の敵!」と言われているほど、肌を擦る行為は絶対にNG!でも思い返してみると、自分もやっているかも…と心当たりのある人は少なくないかもしれません。たっぷりのもこもこ泡を作ったら、泡をすべらせるようにしてやさしく洗いましょう。
3.熱いお湯で洗っている
「汚れが落ちやすい気がするから」と、熱いお湯で洗い流していませんか?熱いお湯で洗うと、肌に必要なうるおいまで落としてしまい、乾燥の原因になることがあります。肌に最適な洗顔温度は32℃程度と言われています。人肌に近いぬるま湯で、やさしく洗うよう心がけましょう。
今日からはじめよう!OK洗顔
1.ぬるま湯で顔を濡らす
32℃程度(人肌に近いぬるま湯)で顔を予洗いしましょう。
2.たっぷりの泡を立てる
ポイントは、もこもこで弾力のある泡を作ることです。泡立てネットを使うのもいいでしょう。
3.両手で泡を転がすように洗う
弾力のある泡を作ったら、肌の上に泡を滑らせるようにしてやさしく洗いましょう。ゴシゴシ洗うことが習慣になっている場合は、肌表面で泡を転がすようにすることをぜひ意識してみてくださいね。
4.ぬるま湯でやさしくすすぐ
すすぐときも、予洗いと同じぬるま湯ですすぐことが大切です。すすぎ残しがあると、肌に負担をかけたり、トラブルの原因になることもあります。丁寧にすすいで、泡が肌に残らないよう注意しましょう。
洗顔の肝は泡立て!もこもこ泡を作るコツ
もこもこで弾力のある泡を作ることがポイントとお伝えしましたが、泡は肌の摩擦を防ぐクッションの役割を果たします。また、泡が小鼻など細かい部分の皮脂汚れを落としやすくしてくれるのも嬉しいポイントです。
泡立て完了の目安は、手のひらに泡をのせて逆さにしても泡が落ちてこないこと。そんな泡作りを意識してみてください。
弾力のあるもこもこ泡作りの手順をご紹介します!
- 洗顔料を手のひらに出し、「く」の字型にしてくぼみを作る。
- 指先でペーストをくずしながら、少量のぬるま湯を垂らすようにして加える。
- 指の腹を使い、空気を含ませるように泡立てる。
- 泡立ちが足りないときは、ぬるま湯を足して泡立てを繰り返す。
最初はうまく泡立てられなくても大丈夫。慣れれば自然とコツがつかめます。泡立ちが多少弱くても、肌を擦ったり、すすぎ残しをしたりしなければ、肌に悪影響が出るわけではありません。ぜひ楽しく続けてみてくださいね!難しいと感じる場合は、泡立てネットを使うのも一つの方法です。
まとめ
洗顔の役割とポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?乳液やクリームなどで肌にうるおいをあたえる前に、洗い流すケアがきちんとできていてこそ肌の土台が整います。1日の始まりと終わりに、ご自身の肌と心に寄り添う時間として、ぜひ洗顔に向き合ってみてください!洗顔に向き合う時間が心地よいひとときになりますように。